北海道ローカル路線バスの旅 留萌〜遠軽 その3

北海道ローカル路線バスの旅 留萌〜遠軽 その3

前回からの続きです。

まずは朝8時発の列車で南稚内駅から稚内駅まで移動。
車内に乗客は一人もおらず。

 

稚内駅に到着。
今日はここから、オホーツク海沿いに遠軽まで路線バスを乗り継いで行きます。

 

本日1本目のバスは8:38発の浜頓別高校行き。
日本最北端の地、宗谷岬を経由するため観光客が多く乗っていた。

宗谷岬を過ぎるとオホーツク海沿いの道に出る。
車窓からは流氷を見ることができた。

 

11:16 浜頓別バスターミナル着。

 

浜頓別は音威子府方面と枝幸方面の分岐点の街だが、街中の人通は少ない。
バスで移動する人など殆どいないのだろう。

 

僕以外にバスを待つ人はいない。
のんびりとした時間が流れる。

 

12:05発の枝幸行きバスに乗車、乗客は僕一人。
車窓からは興浜北線の廃線跡がよく見える。

 

12:50 枝幸バスターミナル着、約30kmの距離を45分で走破したことになる。
都会のバスでは考えられないほどの俊足っぷりである、

 

枝幸では10分後に発車する13:00発雄武行きに乗り換え。
高速バス仕様の車両だった。

 

相変わらずのガラガラっぷりである。
客としては快適この上ないが、路線の存続問題について心配になってくる。

 

14:07 雄武着、ここのバス停は道の駅に併設されていた。

 

道の駅には展望台があったので登ってみた。
流氷が来ていれば良い見物スポットになるかも。

 

15:23 紋別行きに乗車。
稚内から雄武までは宗谷バスであったが、ここからは北紋バスに切り替わる。
車窓から見える景色は相変わらずオホーツク海のみ。

 

 16:43 紋別バスターミナル着。
 帰宅時間に重なるためかバスの利用者と思われる学生で賑わっていた。

 

紋別の街はこの日通過してきた街の中では一番大きな街だと感じた。

 

最後のバス、17:20発遠軽行きに乗車。
日も暮れて車窓は見えない。
途中の湧別で乗客は皆降りてしまった。

 

18:45 ついにバスの旅のゴール地点遠軽に到着。
バスに乗っているだけで気づいたら夜である。
この後、宿泊地である北見まで列車で移動する。

 

次の列車まで時間があったので、駅前にあっためいてん食堂へ。
鍋焼きうどんがうまかった!

石北本線の普通列車で北見へ。
乗客はまたしても自分ひとりだけ…
そろそろ人が恋しくなってくる。

 

21時過ぎ北見駅着。
久々に賑わっている街に着き安心感を覚えた。
この日は北見に泊まり、翌日特急オホーツク、北斗、北海道新幹線と乗り継ぎ帰路へついた。

今回の旅では、北海道の鉄道が通っていない地域の公共交通機関の実態についても知ることができたと思う。
今回訪れたバス路線の大半は、国鉄の廃止路線の代替となっている路線であり車窓からも国鉄の廃線跡を頻繁に目にすることができた。
しかしどこの路線も利用客は殆ど乗っておらず、乗客が自分一人だけという状況にも度々遭遇した。とても鉄道が昔通っていたとは考えられない状態である。
北海道の地方では過疎化が進んでおり、今後更にバス利用者が減っていくと考えると、バス路線ですら存続も危ぶまれているのではないかと感じた。
このような旅ができるのも今だけかもしれない…