残雪期の鳥海山に登ってきた

残雪期の鳥海山に登ってきた

2019年6月、山形県と秋田県に跨る鳥海山へ登ってきた。
鳥海山は独立峰であるがゆえに様々な登山ルートが存在するが、今回は秋田側の鉾立登山口から登る象潟口コースを利用した。
このコースは日本海を望みながら登ることができ、鳥海山登山では最もポピュラーなコースとされている。

東京から鉾立登山口までは、東北道と山形道を経由して約7時間の道のり。
駐車場はかなり広く作られている。
4:30頃に登山開始。

 

登り始めるとすぐに登山道が雪に埋れた。
この先頂上までのほとんどを、雪渓を通って行くことになる。

 

10分ほど歩いたところの展望台で雪解け時期のみ現れる白糸の滝と、これから目指す山頂を望むことができた。

 

ひたすら終わりが見えない雪渓を登って行く。
傾斜が緩いのでアイゼンは付けなかった。

 

御浜小屋で吹浦口コースと合流。
凍結している鳥海湖が見えた。

 

御浜小屋から稜線上進んで行くと千蛇谷に差し掛かる。
ここから傾斜がきつくなる。
雪渓を登り終えると頂上は目前。

 

頂上付近の岩場は中途半端に残雪があったため危険箇所が複数あった為、慎重にルートを探りつつ岩場を超えなんとか登頂。
頂上からは日本海がよく見える。
雪渓と海が同時に見える山はそう多くないのではないだろうか。

 

下りは千蛇谷を通らず外輪山を経由した。
こちらは残雪がほぼなく歩きやすい。
千蛇谷を見下ろすことができ、展望も良いのでこちらのコースだった。
千蛇谷の入り口部分で行きのルートと合流して、きた道を戻り13:00頃に下山した。
6月上旬だったこともあり、ほとんどが雪渓歩きであったが、全体的に傾斜が緩い為、頂上付近を除き楽に登ることができた。
鳥海山の登山期間は雪が溶ける7月以降が一般的のようだが、壮大な雪渓を堪能できる残雪期もおすすめしたい。